持たない設計
マイナンバー(個人番号)もパスワードも、当社のサーバーには存在しません。存在しない情報は、漏れようがありません。
多層で守る
暗号化・アクセス制御・国内処理・正規アプリ以外の遮断——何重もの仕組みを重ね、1つの不備が事故に直結しない構成にしています。
AIと人で見張る
すべてのコード変更に2種類のAIによるセキュリティレビュー。クラウドの24時間監視と定期点検を組み合わせています。
国の要求水準に沿う
行政手続きの接続に際してデジタル庁が求める情報セキュリティ要求事項を参照し、管理策を整備しています。
患者のみなさまへ
パスワードのない安全なログインと、ご自身の同意の範囲でだけ情報が使われる仕組みです。→ 設計の原則・認証
自治体のみなさまへ
職員の認証・接続元の限定・閲覧記録まで、行政情報を扱う前提の運用です。→ 認証・国の要求水準
研究機関・企業のみなさまへ
データの利用は、患者本人の明示同意が常に起点です。→ 第三者提供と研究利用
1. 私たちの基本方針
- 持たない — 漏洩対策として最も確実なのは、重要な情報を最初から持たないことです。マイナンバー(個人番号)・パスワードは保持しない設計を原則とします
- 必要最小限 — 取得する情報と利用目的を明確にし、目的に必要な範囲に限定します
- 本人同意が起点 — ご本人の同意なく、個人情報を第三者に提供しません(法令等の例外を除く)
- 継続的改善と透明性 — 安全管理措置を継続的に見直し、説明できる運用を行います
医療・健康関連情報を扱うサービスとして、「安全です」と言葉で約束するのではなく、仕組みでそうなっている状態を目指しています。
2. 設計段階の原則——漏れようのない構造を先につくる
マイナンバー(個人番号)を預からない
マイナンバーカードによる本人確認は、公的個人認証(電子証明書)の仕組みを利用します。マイナンバー(個人番号)そのものは収集・保持しません。行政手続きの申請データも、お使いの端末の中で作成・署名して送信する構成を第一とし、当社サーバーに個人番号を置かない設計を恒久の原則としています。
パスワードを持たない
Rare's Smileのログインにパスワードはありません(次章参照)。パスワードという情報自体が存在しないため、パスワードの漏洩も、流出したパスワードの使い回しを突く攻撃(リスト型攻撃)も、この仕組みには成立しません。
確認できなければ、通さない(fail-closed)
本人性や権限が確認できない操作は、「とりあえず通す」のではなく、エラーとして止める側に設計を倒しています。安全確認の仕組みに不具合が起きた場合も、情報を出さない方向に壊れるようにしています。
分けて管理する
個人を特定する情報と医療・健康情報は分離して管理し、アクセスできる範囲を役割ごとに限定しています。
3. 取り扱う情報の範囲
Rare's Smileでは、利用者が任意で登録する情報を含め、以下を取り扱う場合があります。
- 基本情報(氏名、生年月日、メールアドレス等)
- アカウント情報(ログイン識別子、認証情報等)
- 医療・健康関連情報(疾患名、診療記録、医療費、薬剤、証明書画像、メモ等)
- システム利用情報(アクセスログ、端末情報等)
※詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
4. 認証——パスワードに頼らない、強い本人確認
患者のログイン(パスワードレス)
- パスキー — 指紋・顔などの生体認証。サイトごとに異なる鍵が端末内で作られ、秘密の情報が外に出ないため、フィッシング詐欺に強い方式です
- マイナンバーカード(公的個人認証) — ICカードと暗証番号による、国の制度に基づく本人確認
- Apple / Googleアカウント — 2段階認証を備えた大手基盤による認証
正規アプリ以外からのアクセス遮断
当社の正規アプリ以外のプログラムがデータベースへ直接アクセスすることを遮断する仕組み(App Check)を本番環境で強制しています。盗んだ認証情報を別のツールから使う、といった攻撃経路を塞ぎます。
自治体職員のアクセス
- 職員のログインはパスキー(生体認証)によります
- 自治体コンソールへの接続元は、各自治体のネットワーク(固定IPアドレス)に限定する構成です
- 誰が・いつ・どの申請やどの書類を閲覧したかを記録します
当社運営者のアクセス
運営用の管理画面への接続は当社拠点の固定IPアドレスに限定し、権限は職務に必要な最小限に絞っています。
5. データの保管と暗号化——国内で、暗号化して
- ISMAP登録クラウドでの保管・処理 — 患者情報の保管・処理には、政府のセキュリティ評価制度(ISMAP)に登録されたクラウドサービス(Google Cloud)を利用しています
- 国内での処理 — データの保管に加え、AIによる書類の読み取りや音声の文字起こしも国内で処理しています
- 暗号化 — 通信はSSL/TLSで、保存データはクラウド基盤の暗号化機能で保護します
- 最小権限と「使わないものは消す」運用 — システム内部のアクセス権限は必要最小限に絞り、使っていない権限・機能・接続口は定期的に棚卸しして削除します。攻撃される面そのものを減らす考え方です
- 検証してから本番へ — 変更はまず検証環境で確認し、本番への反映は承認制で行います
6. AIと人による防御——書く前から、動いた後まで
- 2種類のAIによるコードレビュー — すべてのコード変更に対し、2系統のAI(Anthropic Claude・OpenAI Codex)がセキュリティ観点のレビューを行い、指摘を解消したうえで人が承認してから反映します。単一のAIや人だけに頼らない二重の網です
- 月次のAI全体点検 — 月1回、AIがコード全体を定期スキャンし、新たな弱点がないかを点検します
- 24時間のクラウド監視 — Google CloudのSecurity Command Centerにより、設定不備や不審な挙動を常時監視しています
- 外周の防御 — 患者向けアプリへの国外からのアクセス遮断、ボット対策、DDoS攻撃の緩和を通信の入口(エッジ)で行っています
- 脆弱性情報の自動巡回 — 公的機関(JPCERT/CC・IPA等)やクラウド事業者の注意喚起を週2回自動収集し、対応要否を判定する運用を定めています
7. 国の要求水準への対応と、第三者認証の考え方
行政手続きのオンライン接続(マイナポータルの電子申請等API)にあたり、デジタル庁は民間事業者に対して情報セキュリティ要求事項の確認を求めています。当社はこの要求事項を参照し、該当する管理策(組織体制・アクセス管理・ログ・インシデント対応等)を整備しています。
第三者認証については、患者情報を扱う基盤をISMAP・ISO/IEC 27001・SOC 2等の認証を取得済みのクラウドサービスに限定したうえで、当社自身は組織・人・物理・技術の各分野を定めた社内情報セキュリティ規程を運用し、定期レビュー(四半期・年次)で見直す構成を採っています。
8. データの第三者提供と研究利用——本人の同意が、常に起点
- ご本人の同意なく、個人情報を第三者に提供しません(法令に基づく場合等を除く)
- 研究機関・企業への データの提供は、ご本人がアプリ内で明示的に同意(オプトイン)した場合に限り、同意いただいた範囲・目的でのみ行います。同意はいつでも撤回できます
- 電子申請でお預かりする情報は、申請のお手続きにのみ使用し、ご本人の同意なく他の目的に用いることはありません
- 研究・政策検討・サービス改善等の目的で、個人を特定できない形に加工した統計情報を利用する場合があります(個人を特定できる情報は含みません)
9. マイナンバーカードでの本人確認について
本人確認には、公的個人認証サービス(マイナンバーカードの電子証明書)を利用します。確認に用いるのは電子証明書であり、マイナンバー(個人番号)そのものは収集・保持しません。連携は必要最小限の範囲で、適切な認証・権限管理のもとに処理します。
※詳細はプライバシーポリシーをご確認ください。
10. インシデント対応
万一、個人情報の漏えい、不正アクセス等の事案が発生した場合は、社内規程に基づき、影響範囲の特定、封じ込め、原因調査および再発防止を迅速に行います。また、個人情報保護法その他の関連法令に基づき、必要に応じて監督官庁への報告および利用者への通知等を行います。ふだんの24時間監視は、この初動を早めるための備えでもあります。
11. よくある質問
12. お問い合わせ
セキュリティ・プライバシーに関するご質問は、以下よりご連絡ください。
メール:info@c-rare.com
運営:C-Rare株式会社
最終更新:2026-10-20 改訂(2026-03-01 初版)